③滑舌が明瞭になり、自分に自信ができ社交的になれる。
④よく噛めることが、脳の神経を活発にする。「ぼけ」予防になる。
「下の入れ歯が痛くて使えない」ということで近医歯科受診。紹介され某大学口腔外科受診⇒当クリニックに紹介された患者さんです。
まず下顎の写真を見てください。いわゆる「どて」がほとんどありません。
レントゲン写真を見れば、下あごが極度に吸収していることがわかると思います。今にも折れそうにみえます。あわない入れ歯を長期に使っていると、顎の骨が異常に吸収します。
難しい症例だと思います。しかし、ていねいな仕事をすれば、吸い付くような入れ歯をつくることができます。この症例では、かみ合わせを安定させるため上顎にも入れ歯を作りました。完成しました。患者さんは「痛くなくなんでもかめます」と言っていました。
症例2
70歳女性。症例1より、下顎前歯部の骨があるため、入れ歯を支えるためのインプラントをうえた症例です。インプラントと入れ歯は、特殊ゴムでつくられたオーリングで連結されます。
そうすると、入れ歯は、舌の力で持ち上げようとしても、浮き上がることはありません。
また、入れ歯が動かないため、顎の骨吸収が抑えられます。
下顎の治療費は約140万円です。